ハシシ
・大麻樹脂。大麻草の分泌する樹脂を集めて成型したもの。「チョコ」と称されることもある。
- cf.大麻:「我が国では麻(アサ)として知られてきた。この麻は、テトラハイドロカンナビノール(THC)という物質(薬物)を含んでおり、THCには催幻覚作用がある。乱用される大麻は、その形状によって、だいたい3つに分けられる。1)大麻草を乾燥させたもの。2)大麻草の分泌する樹脂を集めて成型したもの(大麻樹脂)。3)溶媒を用いて成分を抽出したうえ、オイル状にしたもの。」
ハシシ周辺の薀蓄
- THCは油やアルコールに溶ける。
- THC は脳内の海馬・小脳・延髄腹内側部などに影響。
- 致死量は、カンナビノイドの含有量が品種によって違うため断定出来ないが、過剰摂取による死亡例の報告は無く、急性中毒による死亡はまずないと言われている。
- 日本では大麻の所持や栽培は大麻取締り法で規制。国の許可がないと所持・栽培はできないことになっている。
- 栃木で栃木白という品種が栽培されているが、これは麻布とするためである。品種改良によりTHCはほとんど含んでいないとされる。なお県外持ち出しは禁止されている。
コーク
・Coke。コカイン(Cocaine)の略称
- 南米に生育する「コカ」という木の葉から抽出される物質で、通常はふわふわした感じの白色粉末
- 粘膜の麻酔に効力があり、局所麻酔薬として用いられる。この作用は、ナトリウムイオンチャネルの興奮を抑えることで、感覚神経の興奮を抑制することによる。また中枢神経に作用して、精神を高揚させる働きを持つ。
- コカインによる依存症は極めて強い部類に含まれるが、主に精神依存であり、肉体依存は弱いと言われる。
- コカインの中枢作用は覚醒剤(アンフェタミン類)と類似。コカインは作用が強烈で短時間作用し、覚醒剤は作用はコカインより弱いが長時間作用。
- 麻薬及び向精神薬取締法で規制対象
- もっとも特徴的な中毒症状には、皮膚と筋肉の間に虫がはいまわるような感覚が起こる皮膚寄生虫妄想というものがある。
- ある人には安全な量が別の人には致死量であり得る。
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